目標とするHbA1cを知ろう。
前回のHbA1cはどの位でしたか?
まさか、うろ覚えではないでしょうね。
あなたが糖尿病なのに医師がHbA1cテストをしないのなら、
なぜしないか尋ねてみましょう。

 

まずHbA1cがすぐ分かるクリニックに行きましょう。
小さいクリニックのため、その時点でのHbA1cが分からないところでは、
何が問題なのかつかめません。
2~3ヵ月前の平均血糖値を知らされても手の打ちようがありませんから。
HbA1cの数値を患者にその場でフィードバックできないクリニックでは、
「必要な処置が遅れるので治療の成績が悪い」
という研究報告がアメリカに多くあります。

 

家庭で規則的に、自己血糖測定をしましょう。
病態によって血糖測定のタイミングや必要な回数が違います。
医師、ナースとよく相談することが大切ですね。
記録用紙を支給してくれますから、その結果をHbA1cの改善につなげてください。
日本ではインスリン治療以外の患者には測定チップが保険の対象になりません。
1回あたり120円前後かかります。
測定器は病院、クリニックから支給してくれると思いますが、薬局でも購入できます。

 

血糖測定のタイミングを守ろう。
たとえば、「食後2時間」というのは「食事を終えてから2時間」ではなくて、
「食事を食べ始めてから2時間」のことです。
体のインスリンは食べ始めると直ぐにフラッシュのように強く分泌されるからです。
また、各測定時点の「目標値」も知っておくように。
これに合せられれば、HbA1cも目標に届きます。

 

栄養士と打ち合わせた食事プランを守ろう。
机上の空論ではなく、自分が普段食べている
「好きな料理」の量をつかんでおくといい結果がでます。
人間なんてそんなにたくさんの料理を食べているわけではありません。
日常の、せいぜい20品の料理の量を会得すれば充分です。
食事は十人十色ですからね。

 

エクササイズの指導を理学療法士から受けよう。
状態によってはやってはいけない運動があります。
だから、医師に相談しないで始めないようにしましょう。
心臓が止まったり、目の前が「まっ赤」になる可能性もあるんですよ!

 

今より太らないようにしよう!
体重が増えると血糖コントロールが難しくなります。
もし、過体重なら5%ぐらいの減量でも血糖値は下がりますよ。

 

処方された薬は守りましょう。
いやな副作用があるのなら、医師に伝えること。
自分の判断での中断、減量、増量絶対にしないでください。

 

通院は定期的にしましょう。
単身赴任で食事が意のままにならない、仕事が忙しくてつい足が遠のく、
もう少し生活を正してから病院へ行こう、医師に叱られそうだ……。
糖尿病の手遅れは治療中断から起ります。
「悪くなったら病院へ行く」のではなく、悪くならないように病院に行くのですね。

 

聡明な糖尿病者は長生きできると知ろう。
本を読み、ネットで最新情報を集めて、医師に話の確認をしてもらうことです。
たくさん質問がある人は糖尿病教室へ出ましょう。

 

アメリカの調査によると、2型糖尿病者の25%だけが
自分のHbA1cを知っていたということです。
4人に3人は自分の前回のHbA1cを承知していないのです。これではダメ!
HbA1cを理解することから数値の改善が始まります。

 

HbA1c 6%未満を目指しましょう!!

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